2011年 06月 10日
さて MagatamaもShakuも塗りの佳境に入りました 塗りが終わる頃を見計らって網を考えなければいけない時期になってきましたが それこそ、ランディングネットを作るようになり 網をクレモナ糸で編む事をいろんな方に勧められました 正直言って網も自分の手で作るという達成感を考えた時、あるいはその格好良さを考えた時 編んでみるのも良いと思う事はしばしばです あくまでも大将個人の考えですが 今、自分のやっている釣りのスタイルを考えた時に 魚に対しての負担を最小限にして自分の楽しみのために釣りをするわけですが もしかするとリリースをするという事で罪悪感の軽減に役立っているかもしれないし 人間側のわがままな楽しみのためだけの釣りかもしれない それでも、好きなものは好きで きっとこの後も体が動かなくなるまで釣りを止める事はないと思う そんな中、キャッチアンドリリースと言うことに関しては違和感無くできるが そこに人間の気持ちが入った時に もしかすると魚側に必要のない負担を強いる事も多々あるかもしれない もちろん、それは人間側には気が付かない事が多いかもしれないけども 少々話がそれましたが 網に関して、ネットと言うものに色々ありますが 大将はそこに大事な事は目の細かさだと思っています 魚のひれは「鰭条」と「皮膜」で構成されており この「皮膜」が破れるとなかなか再生しないと言われています。 ネットの目が粗いと、背びれや尾びれのこの「皮膜」を破ってしまう可能性が高くなります 魚の負担をほんの少しでも大きくしてしまう可能性を残したままのC&Rは無いと思います だから少しでも魚の負担が大きくなる可能性のあるものはなくしてしまいたい それがC&Rではないかと思っています 以前、C&R河川へ行ったときに ルアーマンが大きめのニジマスを釣り上げ 陸に魚を置いたままカメラを探しだしやっと出てきたカメラで何枚か写真を撮り それだけでも結構な時間が経っていました その後のルアーマンのとった行動には目を疑いました と言うのも、写真を何枚か撮った後にニジマスを足で蹴ってリリース… キャッチ(ここでは釣り上げ)リリース(戻す)と言う事では ルアーマンのとった行動もC&Rには違いないかもしれません 真剣に戦い勝負をし、時には勝つこともあれば負ける事もある そんな相手に敬意を払い楽しませてくれたことに感謝し そんな相手にそれ以上の負担をさせずにリリースさせたいものです そんな考えからこれからもきっとランディングネットは作るでしょうが きっと網を編む事は経験できないかもしれないですね
by fry1227
| 2011-06-10 22:59
| LandingNet
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